会社にDT200WRで行った帰り。速度を上げるとガラガラと異音がしました。
ん?と思いつつ、回転を上げてみるもやはり異音がして、その内に速度も出なくなりました。
40Km/hまでは問題ないのですが、60Km/h出すと異音がして速度を維持できません。
ただ、停車した時は問題なくアイドリングし、停車時はアクセルを開けても回転が上がります。
オイルは十分にあり、サイレンサーから白煙も出ています。焼き付きは問題無いか・・・。
その日は騙し騙しおよそ10Km先の自宅までたどり着きましたが、何が起こったのか?
手を入れていないところは、腰下か。クランクベアリング・・・。となると大変・・・。オブブーツとオフメットを買ったばかりなのに(涙)。
さて週末。とりあえずチャンバーを外して排気口からピストンを覗いてみます。やはり傷はなく、焼き付きは問題無いようです。
ただ、排気漏れがあり、今回チャンバーのガスケットも新品に換え、念の為液体ガスケットも塗ったのに、なんでかなー・・・。
などと思いながらチャンバーを組み、エンジンを掛けてみます。
すると、ボルトがころんと転げ落ちました。
ん?と見てみると、YPVSのカバーのボルトでした。
さらに見てみると、YPVSのカバーのボルトだけではなく、YPVSのボルトも緩んでいたのです。やっと理解できたのは、排気漏れはYPVSから起きており、異音はYPVSからであったこと!
なんと・・・!
YPVSのボルト、カバーのボルトは緩まないようにネジロックを付けて締め付けました。
結構ゆるゆるになっていたのですが、緩むとこんなことになるのですね。いや、逆に緩んでもここまで走るのか、と思ってしまいました。
たまにガラガラと共振しているような音がしていたのですが、この音だったのかどうか。様子を見てみようと思います。
組み直して近所を試走しましたが、問題なく上まで回ります。
あー良かった・・・。
しかし、YPVSが緩むとこんな症状が出るのですね。ネットで調べたり、以前2ストに乗っていた方に色々聞いてみたりしたのですが、排気デバイスなんてのは全く出てこなかったので。
ボルトが落ちなければもう少し悩んでいたのかも!