TRX850 ユーザー車検を受けてみる。

TRX850の車検満了日は平成29年3月12日。購入して初めての車検ですが、初回登録日は平成7年だからもう22年落ちなのですね。

さて、車検をどうするか、年度末の忙しい時期なのでバイク屋に頼もうと考えて、日曜日に持って行くお願いをしたところでした。

が、会社の同僚に話をしたところ、バイクの車検はバイクに乗ってラインを通るだけなので、それで手数料2万も取られるのは勿体ないと言われ、確かに、と考え直しました。
バイクを預けるのも嫌だし、整備は日頃やってるから本当にラインを通すだけになるし。

何とか仕事も休める目途がつき、免許更新あったのでどうせならその日にやってしまおうと計画しました。
免許センターが若干遠いので、午前中に免許更新して午後にユーザー車検にすることに。

ユーザー車検は予約した方がいいということで電話したが繋がらない。
ネット予約できるみたいなのでアカウント登録してネット予約をしました。

自動車検査インターネット予約システム

実はユーザー車検は車で一度したことがあります。ユーノスロードスターに乗っていた時です。
その時は光軸調整を事前にした方がいいという事で予備車検を5,000円でやりました。
車の車検は安いところだと手数料10,000円なのであまりユーザー車検のメリットがないなと思い、ユーザー車検をしたのは1度だけだったのです。

光軸は大した検査はしないから大丈夫、と言われたので、ともかくやってみることにします。

車検に必要な費用

費用は、重量税は3,800円。13年経過で4,600円。18年経過で5,000円。TRX850は5,000円です。
車もそうですが、古いと高くなるのはおかしくないですか?本当に。

印紙代が1,700円自賠責が2年間で13,640円合計で20,340円になります。

バイク屋で聞いたら4万ゴニョゴニョくらい・・・って言ってたから20,000円ちょっとは取るつもりだったのかな。

陸運局へ

目の前に見えるのが車検場のラインです。

陸運局に行き、まずは受付へ。

以前行った時、もう15年くらい前でしょうか、おんちゃんに煙草吸いながら対応された、ような記憶があります。いや、定かではないですが。さぁ今回はどんな感じか・・・

ユーザー車検の窓口を見ると、お姉さん(本当に若いお姉さん)が3人並んでいてびっくりしました。時代は変わったのだなぁ、としみじみ思いました。

さて、ユーザー車検に必要なものは、以下です。

ユーザー車検に必要なもの

  • 車検証
  • 現在の自賠責保険証(検査合格後に新規の自賠責保険をかけます。)
  • 直近の納税証明書
  • 定期点検簿 ・・・ 二輪自動車定期点検記録簿をネットからダウンロードし、記入したものを持って行きます。特に決められた様式も無いように思いますが、これを提出しないと提出しろ、というはがきが後日届くとか。まぁ、点検もするので書いてみます。

定期点検簿

基本異常なしのレ点チェックです。日頃消耗品は交換していますからね。ドラムブレーキとドライブシャフトのところは該当なしの/を記入します。

  • ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間
  • ブレーキ・シューの摺動部分、ライニングの磨耗
  • ブレーキ・ドラムの磨耗、損傷
  • プロペラ・シャフト及びドライブ・シャフトのスプライン部のがた
  • プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトの連結部の緩み
  • プロペラ・シャフト及びドライブ・シャフトのユニバーサル・ジョイント部のがた

書類記入

次に、お姉さんにやさしく教えてもらい3つの書類に記入します。

  • 継続検査申請書
  • 自動車検査票1
  • 重量税納付書

登録番号、車体番号、使用者などを机の前に貼っている見本を見ながら記入します。定期点検簿提示の記入欄もあるので提示と記入。

自署の場合は印鑑はいりませんでしたが、これは求められるところもあるんだそうな。

お姉さんに記入した用紙を渡すと、向こうの窓口で印紙を買ってきてまた戻ってこいというので、言われるままに印紙を買いに行きます。

次にいよいよラインに行けと言われ外に出て、はてラインはどっちから行くのだったか。案内も出ておらず、もう15年も前の事はすっかり覚えていません。

こっちだったかな?と行ったところ、見事に逆でした。

車検ラインでの検査

  1. ラインに入る前にウインカー、ブレーキランプ、ホーンの確認。バイクにまたがったままで操作し、検査員に目視で確認されます。
  2. ハンドルの幅をメジャーで測られます。
  3. 下回りのトンカチでコツコツ叩き、緩みチェックをされます。
  4. ラインに入ります。
  5. フロントタイヤをローラーで回し、40KMになったところでホーンを鳴らしてと言われます。
  6. ローラーが回るとハンドルが左右に振られますが、どっちかに当てといた方がいいよ、と言われ、振られたままにしておくと端っこに当たり安定しました。あぁそういうことね。
  7. ブレーキのチェックはできた、と言っていましたがいつの間にできたのか?ローラーを回す時にブレーキがかかっていたのかもしれません。
  8. 少し前に進み、今度はリアタイヤをローラーに乗せ、ブレーキチェックします。
  9. ライン上の次の場所に移動し、停止線で止まります。ヘッドランプをハイにしろ、というのでハイにして機械が左から動いてくるのを待ち、機械がチェックします。

これで終了。なるほど、これをバイク屋に頼むのは勿体ない。地域によって違うようですが、こちらでは機械の操作などはやってもらい時に迷うことはありませんでした。

検査標章

検査終了後、別の建屋で重量税、自賠責を支払い、始めに行った受付に行き、ナンバープレートに貼るシールをもらって終了です。

30分かからずに終わってしまった。免許更新の方がなんぼか大変だったという話でした。

頑張った証です。これでまた2年乗るぞー!

シールを貼り変えようとした時に、あれ?今のと形が違う?間違っているのか?
どうも今年(2017年)の1月から形が変わったようですね。3cmから4cmへ。でかくなっています。

貼り方は裏面にありますが、透明シールが小さくてはみ出すんですけど?悩みましたが、何とか張り付けました。
本当にこれで合っているのだろうか。

購入時36,300Kmだから2年で9,500Km乗りました。この前のMC41は1年で10,000Kmだったからどれだけ乗ったかという話ですね。
車検証を見ると、TRX850の前オーナーさんは2年で2,200Kmしか乗ってなかったので、距離が少なくなると手放すことになるのでしょうね。

頑張って乗ることにします。

Date:2017/2/16 Odo:45,850Km




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする