ヤマハJOGを2台続けて購入したことがあります。1代目は2ストローク、2代目は4ストローク・FI・水冷でした。
2ストJOG | 4ストJOG | |
モデル名称 | CV50(SA16J) | CE50(SA36J) |
年式 | 2004年 | 2013年 |
製造年が9年も違うので、当然進化していると思いきや・・・。
SA16J:2ストJOGは通称リモコンJOGと呼ばれるモデルで、ZRというウイングが付いているモデルもありますが、これはウイングもリモコンも付いていないもの。ホイールも鉄です。
画像はホイールを換えたもの。
画像がこれしか残っていないのが残念ですが、グリメカホイールをオクで落とし、タイヤも自分で組みました。タイヤは画像左のものに交換。確かミシュランだったと思いますが、サイズも記録がありません。見ての通り若干幅広になりました。組むのに相当苦労したことを覚えています。
他にはマフラーが錆びていたので耐熱スプレーを塗ったり、ウエイトローラー・Vベルトの交換をしたり、雨が降るとヘッドライトが切れたり、ベルトが滑ったり、自分でやった整備不良が原因で良くトラブルになった思い出があります。
その内セルがかからなくなって、購入したバイク屋に持って行き、セルモーターではないか、という話をして換えてもらったのですが結局直らず。部品代・工賃はしっかりと取られ、こんなことなら自分でやろうと思い、ますますバイク屋には行かなくなりました。
最後はマフラーを外している時にボルトをねじ切ってしまい、他のバイク購入時に処分しました。これは自分が悪いですね。
SA36J:2代目 4ストJOG。シルバーでおっさんくさかったので、初めから付いていた前かごはそのままで、開き直ってGIVIケースも取り付けた通勤仕様です。ダサすぎる。
4スト・FI・水冷で進化しているかと思ったらそうではなく、始動性と燃費以外はSA16Jの方が良かった。メットインは2台ともあり、容量はそれほど変わりません。
悪いところは以下に。
・車体のブレ
2ストと比べて走らないのでそれほど飛ばしませんでしたが、道路の継ぎ目とか、坂を下ったところで車体がぶれ、フレームが曲がっているのか?と思わせた。
・ガソリンキャップがシート下から外に移動した。ガソリンがシート下でこぼれない改良なのかもしれませんが、鍵穴を隠す蓋は手でずらす安っぽいもの。
・ODOメーターがデジタルからアナログに変わった。これもコストダウンでしょうか。
・ブレーキが前後ドラムブレーキに。2ストはフロントがディスクブレーキ。
作りが全体的に安っぽく、残念な感じです。車体のブレは危険に感じるところもあり、これは我慢できなかった。もしかしたらこの車体に問題があったのかもしれません。
燃費は良く、45Km/Lは走りました。2ストと比べて飛ばさなかったということもあるかもしれませんが、2ストでは25Km/Lがいいとこで、ランニングコストは良かった。
ところで、スクーターはホンダ、ヤマハが原付一種で提携すると聞きました。廉価版のものはますますこんな傾向になるのだろうか、と思うとちょっと残念です。