キャリパーボルトを購入していたので交換することにします。
BEFORE ボルトサビサビです。
純正のヤマンボは取り付け部が100mmピッチ。これを社外に交換するとなると、ブレンボで40mmピッチがありますがキャリパーサポートを付けなくてはなりません。
ピッチが狭くなってさらにサポートを噛ますとなると、お金をかけた割に良くなるとは思えず。純正は直付けですから。
TRX850ならヤマハ純正のスミトモキャリパーが定番のようですが、お値段がそれなりにかかりますし。
とりあえず、このサビサビのボルトを何とかしたいとボルトだけ交換することにしました。
しかし、ボルトを探すとステンレスかチタンしかありません。チタンは価格も高く、どう考えてもスペックオーバー。
ステンレスはクロモリと比較して強度区分が低いことからブレーキに使おうとは思えず、クロモリを探しました。
購入したのはクロモリのM8×40mm。8本で2,000円ほどでした。
クロモリボルト M8×40mm
キャリパーを割ってしまうと連結部のOリングを交換しなくてはなりませんが、このOリングが部品で出ておらず交換できません。どうも交換はしてはいけないようです。
なので、1本ずつボルトを交換することにしました。
順調に交換していましたが最後の1本が緩まず。折れたら大変なのでしばし考えます。
キャリパーのネジ穴は貫通していたので、キャリパーの後ろから潤滑剤を吹くことに。
ちょっと悩んだのですが、ウェイブディスクローターのへこんでいるところから上手く入りました。
このディスクローター、紹介していませんでしたが「Arahi」という台湾製?のもの。ネットで見ると結構付けている人も多かったのでこれにしたのですが、見ての通り錆も出てきて使用感はイマイチでした。
今回スプレーが通ったので、初めて良かったと思ったかもしれません。
ともかく、潤滑剤のおかげ(Arashiも?)で無事緩み、交換できました。
AFTER 見た目はバッチリです。キャリパーは汚れていますが。
交換後のキャリパーボルト。
左側が錆率高いです。それほど苦労せず緩みましたが、これステンレスだと思いっきりかじりそうですけどどうなのでしょう。
純正のようにこれほど長い期間つけっぱなしというのは想定していないんでしょうね。
気になるのは抜いたボルトが少し湿っていたこと。
緩めたからOリングからフルードが漏れたのか、それとも・・・。
試走して確認せねばなりません。
実はOリングもヤフオクであり、試しに購入してみたのですが、本当に適合するのか分からないので換えれずにいます。
オクで安い中古があれば分解して確認してみたいのですが、ブレンボキャリパーはオクでサビサビのやつでもそれほど安くは出ていません。
リスクがありそうなので、これ以上はまた今度にします。
しかし、タイヤを換えてまだ走れていません。今日は雨ですので、キャリパーのテストも兼ねてまた今度・・・。
Date:2017/4/8 Odo:45907Km