自転車用フロアポンプでビードを上げる

タイヤ組み付け後、ビードを上げなければなりません。

以前、何年も前の話ですが、原付スクーターのタイヤを嵌めた時もビードが上がらずスタンドに持って行ったことがあります。

今や、ガソリンスタンドはセルフばかりとなり、コンプレッサーを置いている所も無く。そんなことから、自転車のフロアポンプでビードを上げようという試みです。
フロアポンプはもう8年経ち、雨が内部に入り錆びているのだろう、キコキコ音がしてうるさい。この際と思い買い替えた。

まずはビードをホイールのリムに押し付け、隙間を無くさないといけません。タイヤに乗って、というような情報もありますが、ピレリは硬くて乗ってもビクともしない。なのでタイダウンベルトをタイヤ中央に巻きつけ、締め付けました。
これをやってしばらく放置します。

さて、エアをゆっくりではなく、素早く入れます。
始めは入れたエアが全部抜けていく感じでしたが、やっているうちにエアを入れた後でエアが抜ける感じがありました。ここの感覚がコツなのでしょう。良く分かりませんでしたが。

台所洗剤と水を混ぜ、霧吹きでエアが抜けているところに吹きかけると泡が出ます。ちょっとは上がりやすくなるのでしょうか?
繰り返しやっていると少しずつエア圧が上がってきました。4barで片側のビードが上がり、4.5barほどでもう片側も上がった。指定空気圧が2.5barほどなので約2倍を入れたことになります。
リアはこれで完了です。

さぁ次はフロントです。が、これが苦労した。リムの間にタイヤが嵌まり込み隙間が埋まらない・・・。

根負けして一週間放置。その後再開したものの全く入る気配がありません。やむなく、車のガソリンを入れるついで、と見せかけてガソリンスタンドに泣きつきます。快くお兄さんがやってくれました。

それでもすぐは上がらず、ベテランに、と選手交代して、コンプレッサーも強力なものに変えて再チャレンジ。バルブの中の弁も取ってやっと上がりました。

これはフロアポンプで上がるわけがない。早めに諦めて良かったと思った次第。

さて、次はバランス取りをします。




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