タイヤのビードが上がったところで、ホイールバランスを取ります。
バランスには以前購入した安価なものを使います。「ホイールバランサー」というモノです。
以前、中古で買ったグラストラッカーに乗っていました。70Km/hを超えたところでブレを感じたことがあり、買ったところに言っても埒が明かず、自分でバランスを取ろうと思い購入したもの。
効果はあったので、やはりホイールバランスは必要だと思います。
大丈夫か大丈夫じゃないか、気にしながら乗るのならやっておくべきでしょう。
さて、ホイールをセットします。写真がきれいに撮れていませんが、ウマの上にバランサーの受けを乗せ、テープ等で固定し、ホイールを乗せます。
ホイールをくるくる回して、止まったところの真上にマスキングテープで印を付けます。
真上になったところが一番軽いので、そこにウエイトを貼ります。
ウエイトはいくつか種類がありました。
左から、5g、10g。次は1/4 OZですが、これは1/4オンス=28g÷4=7gですね。最後に30g。これはもともとホイールに付いていたものです。ホイールの真ん中に打ち込まれていました。
くるくる、くるくると何回も回した結果、フロントは1/4 OZ×2で14g、リアが10gとなりました。
ホイールのセットの仕方によって変わることもあると思うので、再現性に疑問を感じたらホイールのセットからやり直した方がいいかもしれません。
さぁ、やっとホイールの交換をします。
今回はダンパの交換もします。左が使用済み。右が新品です。
ヤマハ純正品 部品名称:ダンパ、部品番号:4FM-25364-00、個数:6個
ダンパは間違いなくヘタっていました。今まで交換してなければ21年40,000km超ですので結構なものです。新品はキツキツですんなり入りません。
ダンパをはめて、スプロケットを押し込み、プラハンで叩き込みました。
それでもスイングアームに入れるのがキツく、タイダウンベルトをシート上から締め上げて持ち上げました。タイダウンベルト大活躍です。
フロントホイールを外すのはこうやって持ち上げます。これもタイダウンベルトで持ち上げ、マフラー下からジャッキアップします。
持ち上げる前にホイールのボルトを緩めておかないとホイールが外れないので注意です。
タイダウンベルトはトラスフレームに通します。右のラチェットで締め上げて上に持ち上げます。
交換後、リア。
交換後、フロント。
長かったタイヤ交換はこれでやっと終わりました。ホイールの塗装もしているので1年がかりです。とはいっても、入手したホイールは塗装の割れがなかったので塗装の剥離はせず、ペーパー掛けをしてその上から塗装したので簡単なものですが。
何とか春に間に合ったので走りに行きたいと思います。
Date:2017/3/20 Odo:45907Km