DT200WR シリンダーとピストン

キャブレターのO/Hと前後しますが、水回りが怪しいことからヘッドカバーを外したのですが、ピストンを下げるとシリンダーに傷が・・・。

傷があります。これくらいなら大丈夫かと思っていたのですが・・・。
流れでYPVSを外してみます。

案の定、ヌタヌタのベトベトです。
取り外した時の画像はありませんが、上の画像右側の連結ボルトを緩めて繋がっている状態で軽く小突いたら外れました。

キャブクリーナーに漬け込みましたが、かなりしつこかったです。

清掃後のYPVS。ピカピカです。

シリンダーの傷はやはり気になり、シリンダーを外してみることにします。

やはり焼き付いているようです。

ピストンはこの状態。

スカートにスタンプがあり、これは「B」です。消えかけていますが。
ピストンはA~Dの4種類供給されており、なんでもシリンダーのスタンプに合わせるのだそうです。メッキ厚でサイズが変わるのだそうですが、それほどシビアなのでしょうか。

実は、中古のシリンダーを譲っていただき、このこともあってシリンダーを開けたのです。

譲ってもらったのは、焼き付いている「C」のシリンダー・ピストンのセット、それと状態がいいシリンダー。残念なことにこのシリンダーはスタンプが消えていてサイズが分かりません。

ピストンはまだ供給されているのですが、どのサイズを買えばいいのか。BとCのシリンダーがあるので、シリンダーの内径を測ってみましたが正確に測るのは困難です。

サービスマニュアルを見ると、シリンダーとピストンの隙間を測定すると記述がありましたので隙間ゲージで測ってみました。

ピストンリングを外してシリンダーにピストンを入れ、隙間ゲージで隙間を測りますが、ピストンはすり減ってサイズが変わっているので、ピストンをマイクロメータで測った上でその隙間からシリンダーサイズを推測します。

結果、Cに近いという結論です。本当に感覚でしかありませんが。

使うシリンダーは磨いて・・・。

塗装しました。

これはBEFOREですが。

塗装後です。ちょっとボケました。

ピカピカです。

水冷なので耐熱塗装は必要ないだろうということで、残っていたマツダのサンライトシルバーM。プレマシーのシルバーです。若干明るめでしょうか。一応クリアは吹いていますがアクリル塗装なのであまり耐久性は期待できないでしょう。

次は、ピストンを仕入れます。




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