DT200WRのアイドリングが安定せず、エアスクリュを規定値は2.5回転戻しなのですが、1回転戻しにして、さらにスロットルスクリュを目いっぱい締め込んだ状態にしていました。
それでも走行後、アイドル回転が下がり、ストールしそうになります。
不調なのはアイドル付近の燃調。これはパイロットジェット、エアスクリュで行います。
また、パイロットジェット、エアスクリュは補完できる、ということです。
今までエアスクリュで調整していました。パイロットジェットは・・・換えていませんでした。
交換したパイロットジェット。洗浄して詰まりも無いと思ったのですが、ダメでした。
新品のパイロットジェット。純正品です。
左の矢印の方向にエアスクリュが入っていますので、エアスクリュを外してから丸の部分のパイロットジェットを外します。
キャブレターは外さずに、エアクリーナーを外してから交換ができました。
パイロットジェット交換後、少し走ってみるとアイドリング回転数が上がっています。
エアスクリュ―を規定値の2.5回転戻しにして、スロットルスクリュも締め込んだ状態ではなく、少し戻してアイドリングするようになりました。
アイドリング不調は、どうやらパイロットジェットが原因だったようです。もう26年前のバイクなのですから、キャブの部品はすべて純正品に交換するべきでした。
アイドリングの不調は無くなり、慣らしで200Kmを超えました。通勤に使っても問題ありません。
通勤の帰りに暗くなってから乗り、メーターの照明が切れていることに気が付きました。
球は12V3.4Wです。
オイル警告灯もちゃんと動いていないようだったので、メーターを外してテスターで確認しました。
切れていた電球は一つだけで、オイル警告灯は接触が悪かったのか、12Vを入力すると点きました。
エンジンを掛けるとオイル警告灯が点灯し・・・。どうも、ニュートラルで点灯し、ギヤを入れると消灯するようです。
消灯させた後、オイルセンサーを手で引き上げ、オイル警告灯が点灯することを確認しました。以前オイルセンサーのオーバーホールをしたのですが、やった甲斐がありました。
オイルセンサーの先端にある蓋を外すと、
このようになっています。
オイルが減るとスプリングが先端の金属に触れ導通するのでしょう。テスターで当たっても導通しなかったので・・・、
先端を磨きました。これで導通するようになりました。実際にオイル警告灯が点きましたので問題なかったようです。